独り言。ライターとしての災難
どうしても独り言を書きたくなったので書きます…。
これからフリーのライター業を目指そうと考えている人は参考にしてください。
なぜ独り言を書きたくなったのかというと、企業・依頼者の質・レベルが少し前と比べてかなり低くなっている現状についてです。
話し方を自分用に戻して簡単に私自身のプロフィールを紹介すると、私自身はフリーライターとして活動しており、専属ライターとして基本的に仕事をしている。現在は長期で仕事ができる場所を探しているところ。せっかく専属ライターとして活動し、365日・一日12時間以上執筆して納品してきたのに、権力を持ってしまったディレクターによって何の連絡もなく年末年始で契約が切られたためだ。
↑ 月に100本近く納品しているため、サイトとしてもかなり成熟し、更新量が多いという点からもGoogleなどで高く評価されて収益を得ている。
なのにディレクターとの馬が合わないため切られたのだ。
文調からもお分かりいただけるようにかなりイライラしている。
なぜかというと、最初にも触れたように企業・依頼者の質・レベルが明らか下がっているためだ。
わかりやすくいうと、適当なところからキーワードをピックアップし、それを丸投げしてくる企業・依頼者が急増している。
馬が合わないディレクターが他の人に言っていたのは私の執筆する記事が似たり寄ったりになってきているためとのころ。
当たり前だ。
似たり寄ったりのキーワードしか渡してこないのだから。
イメージしていただきたいのが似ているものでも「恋愛」と「結婚」は全く異なる。
けど、「恋」と「初恋」の違いを記載しろと言われて丸投げされるのだからこちらからしたらかなり迷惑だ。
キーワード自体が同じジャンル・内容なのだから当然執筆する内容も似たり寄ったりになる。
これを私のせいに一方的にされていきなり通告もなく契約を切られる方が迷惑だ。
このようなひどい状態は以前契約していた場所だけではない。
クラウドワークスで実際に仕事を探してもひどい。何回も連呼したくなるほどひどい。
どのように作ったらいいのか何の説明もなくキーワードだけ渡してくるところもあれば、マニュアル通りに作ってと依頼をしてきて、そのマニュアルがぐちゃぐちゃ。
文字数5000文字程度と依頼を受けているのに作ってみたら平気で7000文字近く。
これは見出し・構成の整理ができていない。
ほとんどの依頼主がグーグル検索で上位表示ができるようにSEOを意識した依頼を投げてくるものの、ライターの本質がわかっていない人が極端に急増している。
5000文字を超えたからその分も払ってもらえるわけでもなく。
ライターは下記の点について細心の注意を払わないといけない。
・オリジナリティを出す
・他社と被らない
・納得できる具体的な内容にする
・専門性があるように書く
・誰が読んでもわかりやすくかみ砕く
・言葉の端を整える
・文字数やキーワード数を意識する
上記のように気を付けるべき点がかなり多い。
必要最低限注意を払わないといけないポイントなのに、SEOだけを意識した指示を飛ばされるとかなり迷惑。
そもそもSEOの本質をわかっていないのではないかと思う。
Googleで検索上位にしてくれるSEOとはキーワード数とか言葉が整っている・専門性があるという点を意識するのではない。
こんなの当たり前だ。
SEOとは「読者が読んでいてタメになる情報を書く」という点だと個人的に思う。
いくら記事がよかっても読んでいて結局なにがわかったのかわからないと無駄な時間を過ごしていることになる。
SEOを意識しすぎて構成もぐちゃぐちゃでキーワードをたくさん入れろという指示が近年特に急増しています。
キーワード数も重要だがまずは読み手がいかに悩み・疑問解決するかがカギだ。
さらにクラウドワークスに限っては安くていいから外注にもおすすめという記事も登場している始末。
一緒に多くの人のタメになる記事・サイトを作っていくはずが、どことなくライターを下に見ている人が多い。
もっとライター・書き手のことや読み手のことを考えた運営者が現れるのを期待したい。